2013年2月23日土曜日

村瀬がサービスパークに帰還。 Murase returned…

スティールビルのサービスパークにクルーが戻ってきた。キーランがおもむろにオーダーシートを渡す。事前にサービスにあった連絡ではマシンに大きなトラブルはないようだが、フロントタイヤがステージの途中でバーストし、そのまま最後まで走り続けたためホイールとタイヤが破損。

ステージとステージの間で時間があったためフロントにスタッドレス、リアにラリータイヤというイレギュラーなセッティングに変更されている。

■ステージの状況は?
雪が掘れてラフな状況。ただ、並の悪さではなくてまさにボコボコだ。さらにストレートが長くスピードが出るので怖い。こんなコースは体験したことがない。

■高速のステージが多いと言っていたが?
多いのではなく、ほぼすべてがそうだった。遅いところでようやく4速ギアに入れるくらいで、あとはほとんど5速〜6速で走っている。4速ギアだとすぐに吹けきってしまうので、シフトアップするしかない。だからストレートがあれば常時160キロ以上で走ることになる。

■立体的なコースには慣れたか?
下り坂や登り坂がとにかく急で、先が見えない。そこにアクセル全開で入り跳び上がってから急にコーナーとかになるのでわかっていても正直怖い。しかしアクセルを踏まないわけにはいかないので頭が変になりそうだ。

タイヤがバーストしてから他の選手にステージ上でパッシングされたので他車を追走する機会があった。そんなに速く走っているわけではないが三次元的な走りがうまい。あの走りができないとここでは速く走れない。とにかく数百メートル単位で上がったり下がったりこんなコースは日本にはない。上下するコースに長いストレートが加わりまさにエクストリームラリー。

■直線が多いのか?
そうだが、日本のようにただまっすぐではなく上に下にと波打っていて、これをコドラのキーランが「クレスト」(丘の意味)と教えてくれるのだが正直途中から走るのに必死でペースノートを聞けなくなる部分もあった。

■良い体験になると思うが。
そういわれればその通りだが、やはり怖いのがまだ先に立つ。新しい経験という意味では内容は充実している。ここに帰ってこれて良かった。















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