10分で思いつく10名のドライバー
これはフェイスブックでよく見られる「あなたに影響を与えた10名の作家を10分でリストアップしてください」のようなリストのひとつである。さて、私は書籍(それに関連するもの)についてはあまり得意でない。こういった類のリストは私の心に近いものの方がはるかに見つけやすい-つまり、モータースポーツについてだ。私にものすごい印象を残したドライバー達をここに列挙することにした。お楽しみを…
1:コリン・マクレー
「伝説」、これ以外に何と言えばいいのだろう!ラリードライバーはかくあるべし、という全てを体現している。それに彼はうれしいことに私と同じスコットランド人だ。永遠の最速ラリードライバーは、トニー・ホーク※がスケートボードをするようにラリーをする。
2:ジャン・ラニョッティ
ドアハンドル上でルノー・クリオを運転するものすごい人。アクロバティックだが、007の映画のような下手なスタントドライバーではない。数年前にグッドウッドで彼に会えたことは喜ばしいことだった。
3:ミハエル・シューマッハ
彼を好きでも嫌いでも、彼の成績を議論することはできない。悲しいことに彼の復帰はその名声に些細な汚点を残すことになったが、彼が成長しフェラーリで勝利を挙げるのを見て、私はひとつの時代が作られるのを見ているのだと知った。
4:小林可夢偉
その領域において最も繊細というわけでも才能にあふれているとも言えないが、彼は「ハート」でレースをするレーサーだ。恐らくタイトルやレースで勝利を収めることはないだろう。しかし、どんな時でも20のジェンソン・バトンより一つの可夢偉を私は選ぶ。
5:ジル・ヴィルヌーヴ
彼を選んだのはマクレーや可夢偉と同じ理由だ。このようなリストにお勧めを選びたがるような人間ではないのだが、ジルは素晴らしい。私のような若者に彼の功績を教えてくれたYouTubeに感謝。
6:アリ・バタネン
恐ろしいほどすごいドライバーであり、さらに大事なことに偉大なスポーツマンである。ナイスガイが必ずゴールするとは限らないことを証明している。もし子供がレースをしたいと思っているなら、車を降りた後でどうふるまうかの見本として彼を知っているかを確認するだろう。
7:デヴィッド「DIGB」バーロー ※
熱心なアマチュアレーサーである彼だが、スコットランドのラリーでの功績がより印象的だ。才能ある若いスコットランドのドライバー達が世界レベルに達していくのを見るかい?実際、彼らはすべて若いドライバーのためにDIGBが創ったEcosse Challengeから始めたのだ。
8:アラン・マクニッシュ
私が会った中では最も背の低い人物であり、知らない人は彼が騎手だと思うだろう。才能ある耐久レーサーであり、世界最高の称号を受ける価値がある、と評価を得ることはないと感じるスコットランドのスポーツマンの一人である。
9:村瀬 太
こういうことのために、名も知れぬ日本人ドライバーを含めようとしてはいないが、村瀬のシビックを運転するYouTube動画は見ることをためらわせる・・・なんてドライバーなんだ!
10:セバスティアン・ローブ
7度のWRC王者を抜きにしてこのリストは完成しないだろう。彼を破るものがいないことには議論があるだろうが、君臨することの難しいスポーツ界において50回の勝利と7度の王座はまさに驚きである。WRCの縮小がその衰退を意味しないことから、私は彼が世界のラリーステージで勝利する、と賭けることを望むだろう。
補足
※トニー・ホークはアメリカの著名なスケートボーダーです。
※デヴィッド・バーローは今もEcosse Challengeのコーディネーターをされています。
http://ecosse205challenge.co.uk
翻訳:古橋範雄 Tranlator:Norio Furuhashi
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