新人ドライバー育成プロジェクトでプロラリードライバーへの道をひた走る森島和輝選手が中部ラリー選手権の最終戦『第39回シロキヤラリー』に挑んだ。自身3回目のラリー参戦となる森島は初戦の「しもやまラリー」でコースアウトクラッシュを体験。それでも破損したマシンをフィニッシュラインまで運び8位完走という貴重な体験をする。
これまでのラリーでは、全てウエットコースでの走行であったため今回好天に恵まれたシロキヤラリーが初のドライターマックでのアタックとなった。
豊田商工会議所ラリーチームのドライバーとして競技に参加する森島は、年間を通して同チームのスポンサーでもある「ひまわりネットワーク」の密着取材を受けていて、これらの映像は同社の放送網を通じて3回連続の特番として放送される。
シロキヤラリーは前半と後半で3つの異なるコースをリピートして合計6つのステージをアタックするスタイル。WRCラリージャパンでも使用された黒田ダムサイドのコースも組み込まれていて、参加者の皆さんも走るのを楽しみにしている。
森島のヤリスは前半のセクションでセッティングが合わず苦戦を強いられたが、サービスでマシンセッティングを大きく変更。後半セクションでタイムアップを果たしクラス4位でラリーを終えた。ルーキーの森島にとっては走ることの全てが経験であり、成長の糧となる。
次回の挑戦は10月19日〜20日に岐阜県高山市で開催される全日本ラリー選手権「ラリーハイランドマスターズ2024」。もちろん森島にとっては初めてのトップカテゴリーへの参加であり、スペシャルステージが77キロ、総走行距離が400キロを超えるラリーへの参加も初めての体験だ。ラリー選手は走った距離が成長に直結する。このラリーハイランドマスターズを走り切り、11月のトヨタガズーレーシングラリーチャレンジ豊田ラウンドでご協賛いただいているスポンサー様に勇姿をお見せできるよう頑張りたい。
お時間が許せば、ぜひ高山にお越しいただき森島和輝の応援をお願い申し上げます。
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