2007年1月27日土曜日

ハイパーテックスノーミーティング2007、2回目の開催は1月27日~28日。今回は気温の上昇に伴い前回使用した「八千穂レイク」を使うことができなかったため急遽「清里」「野辺山」の地域の皆様からご協力をいただき特設コースを作成。氷の上とはまた一味違うスノードライブを楽しむことができた。八千穂レイクの氷の管理は非常にシビア。多くのマシンが氷上を走行することにより内部に多くの亀裂が生じ、亀裂からは下層の水が氷の表面に上がってくる。こうなると表面の部分は2層の氷となり容易に割れてしまうため大変危険である。今回はコース管理者の指示に従い我々主催者は八千穂零区での1日目の開催を断念。スタッフはすぐに野辺山地区へ飛び、現地コースの作成に関する交渉に着手した。事前に地元の皆様へ特設コース開設についてはお願いとご協力を要請していたこともあって清里/野辺山特設コースでの開催が実現。今回多大なご尽力をいただいた現地の皆様にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。


1日目の最初のステージは日本の鉄道の中で最も高い位置にある駅「野辺山駅」近隣にあるグランドを徹夜でコース整備しコースとした「グランドコース」である。路面は圧雪のためスタッドレスタイヤでも充分なグリップ感があり楽しめるコース設定。まったくのノーマル車のお客様もこころゆくまでスノードライブを楽しむことができた。何度かコース設定を変更し、こちらのコースも終日利用することができたのは幸いであった。

午後からはもうひとつのステージ「牧場コース」での走行を楽しむために参加者の皆様とグランドコースから1.5kmほど離れた「滝沢牧場」へ移動。現地では今回のスノーミーティングのために整備した本格的な林間コースが参加者を待ち受ける。まるでラリードライバーが走行するようなコース設定はいやがうえにもやる気を盛り上げてくれた。少し早い(ボリューム満点+おいしい!)お昼を滝沢牧場内のレストランで済ませたあと、コース整備が終わるのを待っていよいよ走行開始。


参加者はいくつかのグループに分かれてスノードライビングを楽しむ。地元のトップラリーストである舩木選手にもご来訪いただき同乗走行を披露していただくと興奮は最高潮に。実際に国際ラリーに参戦しているグループNマシンのナビシートを何人かの参加者が体験することができた。途中、何度かコース整備をしていただき、コースの状態を維持していただいたため夕方近くまでステージを楽しむことができた。午前中に使用した「グランドステージ」も再びオープンとなり、2つの会場で平行してスノーミーティングを開催。汗だくになる参加者も多く見受けられ大満足な一日であったのではないかと思う。私は寒さのため両足の感覚がなくなってしまったが、それしきのこと参加者の皆さんの笑顔には換えられない。


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