2007年4月28日土曜日

全日本ラリー選手権第2戦 「久万高原ラリー2007」
サービスレポート Vol.1



4月29日AM7:00。定刻にレッキ(事前走行)が開始され、いよいよラリーディが始まった。前日に現地入りしたクルーは昨年のペースノートを精査し、レッキに備えている。現代の全日本ラリーは国際ラリーと同様のSS(スペシャルステージ)ラリーのためコースの曲がり具合や、危険箇所を記載したペースノートの精度が重要な要素を握っている。狭い山道を高速で駆け抜ける国内のラリーでは一瞬の判断ミスやノートのリードミスが即、クラッシュ/リタイヤへとつながる危険性をはらんでおり、今日のレッキからが勝負だといっても過言ではない。

今年はチーム体制を一新し、アールエスタケダラリーチームジャパンとしてのエントリーを開始。ドライバーは全日本3年目となる村瀬太選手に加え、コ・ドライバーズシートには国内/国際ラリーへの参戦を続け修行をつんだ宮部弘陽選手が座る。今回のラリーから当社のチーフメカニック大島誠司も現地入りし、鉄壁の布陣で挑む第2戦である。コドラの宮部は2005年にWRC/ラリージャパンでクラス優勝を経験しているが、全日本ラリーへのフル参戦は初となる。どこまで彼の経験が生かせるかも見所のひとつである。

サービスカーもすでに愛媛入りしており、明日のステージに向け準備が進む。競技開始後の様子はこのブログで4回にわたって公開を予定。乞うご期待!

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