2007年12月7日金曜日

カートレースを楽しむ一日。

アールエスタケダには2つのモータースポーツクラブがある。ひとつはJAF加盟クラブである「チームアールエスタケダ」そしてもうひとつのクラブは「サーキット同好会」である。前者が主にモータースポーツライセンスを持つクラブ員が集まり構成されているという点を除けば、双方とも大きな違いはない。いずれもが走りを愛し、モータースポーツを愛好するものの集まりである。

どちらのクラブも加入に格段の制限はなく、誰でも加入できる。特に同好会への参加には何のハードルもなく、同好会主催のイベントに参加すれば誰でも「同好会員」となることが可能。他のみんなと仲良くやれる人なら誰でも大歓迎である。

この「サーキット同好会」主催の29回目のイベント「サーキット同好会DXミーティング29」が愛知県知多半島にある美浜サーキットで開催された。今回の参加定員は20名。平日であるにもかかわらず、参加定員に達する参加者があり、盛況のうちにイベントは始まった。

今回のイベントは2つのことを一日のうちにやってしまおうというもので、前半をカートレース後半が自分の愛車を使用してのフリー走行という内容。カートレースは10台のマシンを使用して2つのグループで予選を行い、上位下位の2つのグループで準決勝、さらにその中の上位3台+3台、計6台での決勝レースを行うというもの。とてもたくさんカートで走行ができて大満足のイベントであった。

私も参加させていただき、重量級のボディをものともせず決勝まで勝ち残ったものの手馴れのクラブ員には敵わず、あっけなく最下位に沈んだ。それでもなぜかとても楽しく、有意義な一日を過ごすことができて幸せである。レンタルカートは4サイクルエンジンを搭載したプレジャーカートだが、それでもフルコースでの走行では70㎞/Hほどのトップスピードがでるため迫力満点。コーナーに進入するときにはブレーキなど使わずそのまま突っ込んでいって曲がるため気合一発。なかなかに楽しめる。

レース終了後はおのおののマシンを使用してのフリー走行を楽しみ、午後2時過ぎにイベントはお開きとなった。来年のDXミーティングは「2008年新春走り初め」からの開催。いまからすでに楽しみにしている。
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CIRCUIT CLUB DX29 REPORT

■DXミーティングの「DX」の意味とは?
「デラックス」の略である。「デラックス」というのはフランス語の「ドルックスDeluxe」を英語読みしたものであり、「豪華な様子、ぜいたくな様子」を指す形容動詞。武田と同世代、あるいは先輩方におかれてはかつての自動車のグレードに「DX」なるものがあったことを覚えておいでだろう。当初は上級グレードを意味したこの言葉も、近年では低グレードを意味するものに変わり、そのうち「スーパーデラックス」などという意味不明なグレードも登場したりした。サーキット同好会では車のグレードの意味とは違い、本来の意味である「ぜいたくな様子」をこのタイトルの語源としてきた。同好会のDX MEETINGは少人数での開催が基本であり、参加者相互のコミニュケーションを大切にしている。学校で言えば少人数学級のような環境を第一とし、走りを楽しみ友と語り合うイベント作りがテーマである。

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