2008年11月24日月曜日

新城ラリー参戦を終えて/アールエスタケダラリーチームジャパン

正直なところ気負いがなかったと言えば嘘になる。


新型シビックを全日本の舞台に投入して一年目、加えて地元で開催される最終戦に向けてチーム全体が緊張感に包まれていた。実に様々な問題がラリー中にチームとクルーに振りかかり、心が乱される瞬間も多々あったと思う。しかしながら、そんな感情をプロフェッショナルであろうとする彼らの強い意志が押さえ込み、平常心を持って最後まで戦うことができた。

前回のハイランドマスターズでの優勝から1ヶ月。チームに課せられた目標はこの最終戦を制すること。

優勝することしか考えられなかったがゆえに苦しい戦いとなるであろうことは予想だにできた。先行して結果を出すことだけを考え戦いを運べば焦りからくるミスを招き思いがけない落とし穴を自ら空けてしまうことになる。

集中してチームスタッフがそれぞれに与えられた仕事を確実にこなそう。事前のミーティングではそのことだけを最大の目標として冷静な2日間を過ごすことを確認した。


まだまだ未熟なアールエスタケダラリーチームジャパン。今回クルーが持ってきてくれた「優勝」という結果を今は素直に喜び未来に向けての新たな原動力としていきたいと思う。

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