2010年7月5日月曜日

アールエスタケダはJAF戦で3位入賞

俗に「JAF戦」と呼ばれる地方選手権。

全日本選手権の直下に位置するこの大会は、全日本選手権への登竜門でもありハイレベルな戦いが繰り広げられる激戦区である。


全日本選手が掛け持ちで地方選手権に参戦するケースも多く、ここで上位入賞を果たすことはモータースポーツ選手にとって飛躍への第一歩だ。

アールエスタケダのサポートドライバーである石原裕也選手は昨年参戦していた中部東海シリーズ(ミドルシリーズ)から、さらに上位シリーズの中部ジムカーナ選手権へと参戦の舞台を移した。

石原が挑戦を続けているN1クラスはまさに群雄割拠する超激戦区。誰が優勝してもおかしくないハイレベルな参加者が集まり、表彰台に登るのさえ容易ではない。開幕戦で3位に入賞しながら、車両規定にあっていないとして我々のチームは「失格」の裁定を受けた。

原因はほんのうっかりミスだったのだが、失格は失格。ポイント獲得を逃した石原はその後、様々なトライアウトを繰り返し、前回のイオックスアローザでの第4戦に至るまで下位に低迷しながらもマシンを仕上げてきた。

石原は今回の第5戦を前にして大幅にサスペンションの仕様を変更。今までの参戦で培ってきた経験が思い切った仕様をチョイスさせたといえるだろう。その結果、今回の表彰台を獲得できたことは石原にとってもチームにとっても、かけがえのない喜びである

中部ジムカーナ選手権は折り返しを迎えたが、後半戦に向けてさらに全力を投入しシリーズ上位を目指して行きたい。




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