2013年7月7日日曜日

いなべ福王ラリー。悲喜交々。

長い一日が終わった。

過去最高の数の参加者を迎えて開催された「いなべ福王ラリー」。大きな事故やトラブルもなくイベントは大成功のうちに幕を閉じた。アールエスタケダのクルーたちは、想像を超えた猛暑とも戦い様々な思いを残してこのラリーを走り切った。


無念のリタイヤとなったラリードライバー初挑戦の安藤。悔しい思いをしたが、これもラリー。安藤自身はめげるどころか今後の参戦に意欲を燃やし始めていた。安藤にとって今回のリタイヤはハートに火を付ける着火剤となったようだ。


シリーズチャンプがかかった大勝負に挑んだスターレットの辻は、ラリーの手痛い洗礼を受け下位に沈む。ラリーはライバルとの戦いでもあり自分との戦いでもある。辛い経験は全てが肥やしとなり未来へのバネとなる。これからの辻の成長に期待している。


先輩の風格を見せ、きっちり完走を果たしたミラージュの小林。ペアを組む夏目は激しい暑さに体調不良を訴えるシーンもあったが最後までへこたれずにしっかりナビを務めてくれた。苦労を乗り越えた二人にとって、とても嬉しい完走になったようだ。


ベテランの榎は、完走こそ果たしたもののペースが上がらず不完全燃焼の結末となった。次回の新城ラリーに向け鍛錬が必要だろう。

様々な思いが交錯したいなべ福王ラリー。来シーズンからはJAF地方選手権に昇格し新たなステージを迎えることが決定している。多くのスタッフや地元の皆さんの理解に支えられ成長して行くこのラリーに今後もご注目ください。







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