2018年9月15日土曜日

セクション2を終えて村瀬は6位。RS.TAKEDA WRT


ラリー北海道はセクション2を終えてすでに何台かのリタイア車が出ている。過酷なサバイバルラリーを走りきることは容易なことではない。我々のマシンも60キロあまりの走行を終えた時点でいくつかのトラブルを発症していた。

陸別サーキットの中にサービスを展開している私たちのところにクルーからマシンの不調の報告が入る。今回のサービスに与えられた時間は20分。けして長くないサービスタイムの中でいくつかのメニューをこなし、リペアを完了する必要がある。


サービスクルーはマシンが入ってくる一時間以上前から綿密なミーティングを繰り返し、時間内にすべての作業を終わらせるためのオペレーションプランを立てラリーカーの入場を待っていた。

サスペンションにダメージを受けたランサーはサスペンションの交換に加えてブレーキ周りのリペアなどの作業も必要。この後のステージを走り切れるように確実な作業が要求される。定刻にサービスパークに戻ってきたランサーにサービスクルーが群がり、黙々と作業を進めていく。各部はリペアされ、泥だらけのボディはクリーニングを受けてチームロゴが再び輝きを取り戻した。


サービスの迅速な作業により、時間ぎりぎりでサービスパークを出たラリーカーはタイムコントロールポストをノーペナルティで通過し後半セクションに向け出発した。

セクション2終了時点で村瀬はAPRC・RC2クラスで6位。総合7位のポジションをキープしている。




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