コロナ禍真っ只中の日本は多くの地域で梅雨明けを迎えた。梅雨が明けると毎年警戒情報が出るのが「熱中症」だ。
かつては「熱中症になったことがない」私にとって、どこか遠い話であった熱中症の世界。同級生が公園内でジョギング中にろれつが回らなくなり、座りこんだら立てなくなってしまって「あわあわ」していたらジョギングしていたほかの人に助けてもらい救急車で運ばれたとか・・・ 結果、医師の診断は「熱中症」であった。
友人が「脳梗塞とかじゃなくてよかったです」とお医者様に行ったら「熱中症を甘く見てはダメですよ。命にかかわることもあるから」とたしなめられた話を聞いて、「ふうん、そうか怖いものなんだな・・」と人ごとのように思っていた私が、昨年熱中症になった。
久しぶりにモータースポーツのイベントに参加し、助手席でコドライバー(結果は私が乗っていないほうが速かったのだが)を務めた。レッキ(コース下見)終了後スタート前のウェイティングエリアで、いささかの体調の変化に気づいたがそれほど気にすることもなく水分を取ることもせず。レーシングスーツが分厚いのでとても暑いなぁと感じていたくらい。
最初のステージを終え、午後のステージの前にサービスパークに戻ったらなんとなく舌が痺れる。水分を取ってしばし休憩をしたらなんとなく回復。
午後のステージを終えたあたりで体に力が入らず、なんだか変な感じ。腕が重い。イベントは無事終了し帰路についたが、帰り道で頭痛がする。翌日からは通常業務だが体が重く頭が痛い。思い切って病院に行くと「点滴しましょう」と言われ謎の薬剤を注入してもらう。
「熱中症でしょう。症状はしばらく続くかと思いますので今後は注意してくださいね。」
医師の「しばらく続く」という説明におののきながら帰宅したが、診断通り「熱中症様」の症状はそのあと3週間近く続き私を悩ませた。
油断大敵。
日本の夏はドバイ並み。皆様もけして気を抜かず熱中症対策をしっかりお取りください。一度熱中症になると2回目は早い段階で身体症状が発現するようになるとのことです、ご自愛くださいね!
今年の夏も「熱中症アラーム」を導入。先代の「おしゃべり熱中症計」は毎日警報を鳴らし続けてあっけなく壊れたので今回は少しレベルアップしました。
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