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2016年3月30日水曜日

2016年モータースポーツ計画のお知らせ。

有限会社アールエスタケダおよびチームアールエスタケダ、アールエスタケダラリーチームジャパンは以下の通り2016年の国内モータースポーツへ参戦いたします。(http://www.rstakeda.com


1.  全日本ジムカーナ選手権・全日本ラリー選手権
全日本ジムカーナ選手権および全日本ラリー選手権に参戦します。全日本ラリー選手権には2009JN3チャンピオン、2015年ラリーアメリカ2WDウィナーの村瀬太選手を新たに起用します。

全日本ジムカーナ選手権 PN3クラス スバルBRZ  指名選手:深川敬暢
全日本ラリー選手権   JN6クラス 三菱ランサーエボリューション10 指名選手:村瀬太



2.  JAF中部ジムカーナ選手権・JAF中部ラリー選手権
中部ジムカーナ選手権にはスイフトスポーツの山田崇之選手、中部ラリー選手権には2014年の全日本ジムカーナチャンピオンの石原裕也選手に加えて新たに契約した辻寛司選手が参戦します。

中部ジムカーナ選手権 PN1クラス スイフトスポーツ 指名選手:山田崇之

中部ラリー選手権 DE4クラス スイフトスポーツ 指名選手:石原裕也
中部ラリー選手権 DE4クラス スイフトスポーツ 指名選手:辻寛司


石原裕也選手
3.  TGRラリーチャレンジ
TOYOTA Gazoo Racingラリーチャレンジへの参戦を継続します。同選手権へのカスタマーサポート及びレンタルラリーカーによる一般顧客のラリーチャレンジをサポートします。


TGRラリーチャレンジ E-3クラス セリカ 指名選手:池田みき・川島健司


池田みき/川島健司選手


2016年チームサポートカンパニー
RSTラリーチームジャパン(JRC)
RSTジムカーナチームジャパン
アイエイテクニカ㈱
㈱ブロンコバスター
㈱エナペタル
レイズ株式会社
㈱キャロッセ
GULF OIL INT.
住友ゴム工業㈱
株式会社ブリッド
㈱ゴトコジャパン
RSTラリーチームジャパン
Regional
㈱エナペタル
㈱ブロンコバスター
GULF OIL INT.
㈱ゴトコジャパン
㈱キャロッセ

TGRラリーチャレンジ
㈱和光ケミカル

■契約選手
村瀬太・深川敬暢・石原裕也・山田崇之・辻寛司
川島健司・石垣晴恵

■チームマネージャー
武田浩美・甕祐史(RSTRTJ)・阿多まさたか(TGRRC)








2008年12月14日日曜日

新城ラリーインカーDVD発売開始/アールエスタケダラリーチームジャパン

SHINSHIRO Rally2008 DVD ONSALE

アールエスタケダの村瀬/宮部両選手が激しいトップ争いを繰り広げた全日本ラリー最終戦「新城ラリー」。新型シビックRを投入しての新しいシーズンはトライアウトの連続であった。けして平坦な道のりではなかった新型マシンの開発と勝利へのあくなき追求はラリーハイランドマスターズでの新型シビックの初優勝、そして難コースである雁峰林道を走る新城ラリーでの優勝で結実することになる。
全13ステージ全てのインカー映像を完全収録したオリジナルDVD「新城ラリー2008/アールエスタケダラリーチームジャパン全日本ラリーへの挑戦」が遂にリリースされた。

今回のラリーは決して楽な戦いではなかった。クラス1位から3位へのドロップアウトを体験し、いままで繰り返し行ってきたマシンテストのデータをもとに村瀬選手が下したラリー中の大幅な仕様変更は大きく勝負の行方を変える事になる。


オンボード映像はもちろんのこと、ラリー中の村瀬選手へのインタビュー映像に加えて全ステージのファイナルタイムやタイムボードまでアールエスタケダラリーチームジャパンの戦いの全てを収録した全日本ラリーオンボードDVDの決定版。ぜひともお求めいただき全日本ラリーの興奮をお茶の間で体験してください。
■収録時間:1時間44分
■片面1層DVD
■製作:アールエスタケダラリーチームジャパン
■販売価格:2000円(税込)

2011年6月13日月曜日

大桃大意が全日本ラリーで初優勝!



シャフトモータースポーツ/LANPY-J ラリーチームから全日本ラリーに参戦中の大桃大意(おおももだい)選手が全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう福島MSCC東京ラリー」において自身初となる、全日本ラリー選手権クラス優勝を獲得した。


インプレッサからマシンをスイッチし、JN2クラスへの参戦を開始した大桃は、早晩にしてクラス優勝を達成。今後の参戦に大きな弾みがついたことは間違いないだろう。


舞台照明デザインと施工の「LANPY-J」社の全日本ラリー参戦プロジェクトのドライバーとして参戦した大桃は、全日本ラリーJN-2クラスへ参戦。あまねくトップドライバー、全日本チャンピオン経験者たちが群雄割拠する激戦区JN-2クラスで優勝を獲得したことには大きな意味がある。


昨年までは自らのドライビングをコントロールしきれず思うような走りができなかった大桃だったが、この参戦を契機にドライバーとしても一人の人間としても大きな成長を果たした。また、大桃の走りを力強くサポートしてくれたベテランコドライバー露木明浩選手の存在も今回の勝利に欠かせないファクターであったことは想像に難くない。


若い力が芽を開き、未来を切り開いていく。


アールエスタケダはこれからも大桃大意に注目し、応援していきたい。




大意!優勝おめでとう!








■BRIG埼玉マツダSHAFTラリーチーム

スポンサー
  埼玉マツダ(株式会社関東マツダ) 
  株式会社ブロンコ・バスター 
  シャフトモータースポーツ 
  ダンロップファルケンタイヤ株式会社 
  株式会社カロッツェリアジャパン 
  テクノイル・ジャポン株式会社 
  株式会社オートエクゼ 
  クラフトテック 
  有限会社アットファースト 










2007年11月8日木曜日

6人の戦士/新城ラリー2007

全日本ラリー最終戦に挑む6人の戦士。

このブログで全日本ラリー選手権開幕のお話をしてからはや1年が過ぎ、いよいよ最終戦を迎えた。我々の地元で開催される全日本ラリーのファイナルラウンドは愛知県新城市周辺の林道を使用したオールターマックステージで開催される。

今回のラリーにはシリーズを通して参戦を続けるアールエスタケダラリーチームジャパンの村瀬太選手に加えてアールエスタケダのサポートドライバーでもあるベテラン榎重彦選手(ミラージュRS)が参戦することとなった。

榎選手は長きに渡って宮部コドライバーとペアを組んで中部ラリー選手権への参戦を続けており、宮部選手がラリーを始めるきっかけともなった敬愛する先輩ラリーストである。新城ラリーへは2003年の初開催以来、一度も欠かすことなく参戦を続けており新城のコースには習熟している。榎選手のコドライバーを勤めるのはチームアールエスタケダのジムカーナ部会長であり、昨年の新城ラリーでのコドライバー経験もある池田峰輝選手。楽しみな組み合わせとなった。


最後になるが、以前このブログでも紹介したチームの若きルーキー木村種克(もとかつ)選手も新城ラリーへのエントリーを果たしている。ラリードライバーとして3年目を迎える木村は地方選手権で経験を積み、着実に実力をつけてきた期待の選手。コドライバーズシートには新城ラリーでドライバー参戦経験を持つベテランラリースト川島健司選手が座り、全日本ラリー初参戦の木村を力強くバックアップしてくれる。

チームとしては初の3台/6名の体制で新城へ挑むアールエスタケダ。村瀬は直前までシビックのマシンテストを重ね、徹底的にセットアップを煮詰めての参戦となる。一切の妥協を排して挑む最終戦では村瀬の選択肢はもちろん優勝しかない。

サービスクルー、コドライバーによる現地からの報告は上記のレポートページよりご覧いただけます。リアルタイムで更新される生のレポートにご期待ください。

2011年9月22日木曜日

アールエスタケダJRラリーチーム北海道に挑む。

今回はルーキードライバー2名のサポートのため北海道へサービス隊として行くことになりました。
参戦を前に車両製作に励む小林選手


アールエスタケダはAPRCとして2003年にA5クラスに参戦、全日本ラリーとしては昨年村瀬/宮部の両選手がランサー9でJN4クラス参戦を果たしています。今回は全日本ラリーのオープンクラスという選手権外クラスへ参戦し、多くの経験を積むのが目的です。


開催日:2011年9月30日~10月2日


2011年のラリー北海道はFIAのAPRC(アジアパシフィックラリー選手権)の日本ラウンドとして開催されていますが、同時に全日本ラリー選手権のタイトルも係っており、APRC参加選手と、全日本ラリー参加選手の両方が同じコースを走ります。


ラリー北海道はFIAのチャンピオンシップとして開催されるため総走行距離が1000キロを超え、スペシャルステージ(SS)の距離も3日間で222.89キロという大変壮大なラリー。しかし、その昔アフリカで開催されていたサファリラリーなどは5日間で5000キロを走破するという、いまでは考えられないような過酷なラリーだったので、それを思えば大丈夫。と初参戦する選手達に話したいと思います。




強力な台風が日本列島を縦断し、北海道にも上陸しました。この台風によるコースへの影響が少ないとよいのですが自然にはかないません。


昨日エントリーリストが発表され、二日目にサービスパークが設営される「モータスポーツランド陸別」のサービスパークレイアウトが発表されました。
水色の位置が私たちのパドック


我らがクルーのサービス位置はなんだかスペシャルな位置に設定されています。記憶ではこのへんは田んぼみたいにぬかるんでいたような気がしますので長靴は必須。リジッドラックが埋まらないように、大きな板を積んでいきましょう。


今回の参戦に際しては、大変多くの皆さんにお力添えをいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。なんとしても「完走」を果たしてご厚意に報いたいと思っています。






ラリー北海道HP




エントリーリスト
RS.TAKEDA World Rally Teamはゼッケン96番と97番です。










NO.96 MITSUBISHI MIRAGE
ドライバー:小林 剛
コ・ドライバー:依田 統


NO.97 TOYOTA STARLET
ドライバー:近藤史織
コ・ドライバー:池田峰輝










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2013年3月18日月曜日

ラリーアメリカ参戦紹介/ブログの翻訳が完了しました! Translation was completed.

イギリスのモータージャーナリストLeslie Marbonさんが、ラリーアメリカ終了後に書いてくださった記事の翻訳が完了しました。英文翻訳はアールエスタケダのお客様である古橋範雄様の全面的なご協力によるものです。古橋様、ほんとうにありがとうございました。


Reforcussing:Leslie Mabon,Words on Wheel
ラリーアメリカデビュー! ムラセの厳しい試練。

私はシビックタイプRで全日本ラリーに挑戦し、シリーズチャンピオンを獲得。スコットランドにいる私たちを唸らせた日本のラリードライバー「フトシ・ムラセ」について以前このブログに書いたことがある。

彼は全日本チャンピオンを獲得した翌年に三菱ランサーで全日本にスポット参戦したが、その後仕事の関係で米国に赴任、やむを得ずモータースポーツ活動を休止することになったのだ。



今年の初め、フトシがブログに私の記事をリンクしてくれたことに感謝して彼にメールを送ったところすぐにタイムリーな返信が来た。内容は2年間のアメリカ生活でラリーを再開したい気持ちがピークに達しており、ちょうどフォード・フォーカスのラリー車を買ってアメリカ国内のラリーに参戦をする計画を立てていたところだというのだ。2月末にミズーリ州で開催されるラリー100ACRE WOOD RALLYを皮切りに数戦に参戦を計画中だという。

その話を聞いてから私は数週間の間、フトシのブログをいつもチェックしていた。

彼のインディアナポリスの自宅ガレージに置かれた鮮やかな黄色のフォードフォーカス。配送されてきた競技用のパーツ類や勉強のために入手した昨年のラリーのペースノートの写真など。彼のブログを読むだけで、たいへんな苦労と努力をしているのであろうことが伝わってくる。



コ・ドライバーを務めるのは、フトシが今回購入した黄色のフォーカスでもコ・ドライバーとして活動していたアメリカ人のキーラン・ライト。彼は経験豊富な地元アメリカのコ・ドライバーだ。そして武田浩美(フトシのシビックとランサーを製作したアールエスタケダの社長)も今回のラリーのためにアメリカに行くという。

RALLY」は言葉や文化を超えた一種の言語であるといわれる。みなさんが世界のどこにラリーをしに行っても、そのラリーがフレンドリーで熱心なボランティアスタッフにより運営されていて、ラリーに熱い情熱を持つ人たちと出会うことで、その通りだと思うだろう。

しかしラリーは国や地域によってその形態やルールが多少異なっている。たとえば日本のラリーはほとんどが舗装路で行われるのに対して、アメリカのラリーは英国のそれと似た森の中の未舗装路(グラベル)で行われる傾向にある。使用される車も違いがあり、ラリーアメリカの写真ではこれまで見たことのないラリー車も多く見ることができた。アメリカのラリーに出るということはこのような文化的、言語的な違いや環境の相違からくる様々なプレッシャーを乗り越えなくてはならないということでもあるのだ。

ラリーから2年半離れていたフトシは、母国とはまったく異なる大陸で初めてペアを組むコ・ドライバーとともに初めてドライブするマシンでラリーに復帰することを選んだ。さらに不幸なことにラリー当日にミズーリを襲った悪天候が、コースを氷と雪で覆い尽くしていた。



今回のラリー100ACRE WOOD RALLYが、単にラリーであるからという理由でいままで参戦してきた全日本ラリーと同じかというとまったくそんなことはない。確かにラリーはラリーだがまったく別物であるといっても過言ではないだろう。




100AW RALLY Day1
ラリーウィークが始まると、私は自宅のコンピューターからウェブサイトをフォローした。ラリーアメリカの主催者はホームページ上でタイミングよくライブ情報を提供し、天候の情報もアップしてくれるので現地の状況がよくわかる。またアールエスタケダの社長もインターネット上にレビューや速報、さらにフトシのインタビューなどを次々と掲載していた。(そのほかアメリカ料理のレビューも掲載)

フトシは次から次へと襲い掛かる難題に全力で対応していた。そんな状況にも関わらず彼は一日の終わりにブログを更新し、ラリーの詳細や写真を掲載していた。

コンピューターの前でステージリザルトやタイムを見てやきもきしていても、現場にいるクルーやスタッフに比べれば辛いことはなにもない。しかし、こうしてウェブを見ていると突然「リタイヤ」の文字が現われるのではないかと心配するのも確かだ。



私が100ACRE WOOD RALLY初日開催日の遅い時間にサイトを見たとき、フトシ/キーランの39号車の2つのステージタイムが非常に遅くペナルティが課されているのに気付き緊張した。なにかのアクシデントに見舞われたのか?それともメカニカルトラブルか。私は過去に友人がラリー中に両方のトラブルに見舞われたのを見ているのですごく心配した。



しかし、ありがたいことにアールエスタケダのブログにビデオコメントがアップされていた。そこではフトシがステージ上でマシンがパンクしたことを説明している。これは厳しい試練だと。クルーはパンクでタイヤを失い、ステージ内でのタイヤ交換のためチェックポイントに戻るのが遅れたためペナルティが課されていたのだ。

それでも彼らは走り続けていた。これは彼がこのラリーで学び、ステージで経験を積むことが「まだできる」ということに他ならない。

ナイトステージのループをフトシは走っていた。もちろんナイトステージにも凍結した路面にも慣れる時間などまったく与えられていないが、日本の2WDチャンピオンは持てる力のすべてを発揮して走り続けていた。

普通の人間なら、このようなステージを3つこなせば疲れきって倒れてしまうだろう。しかしフトシは一息ついた後でビデオインタビューを受け、寝る前にラリーのレポートをアップするエネルギーを持ち続けていた。






100AW RALLY Day2
ラリー2日目は天候がわずかに改善したものの、ウエットグラベルに雪と氷の混じったステージの状況から厳しいコンディションであることは明らかだった。フトシのフォーカスはSS9で再びパンクし、SS11ではコースアウトによりアンダーボディを損傷した。(幸い、いずれも大きな問題にはならなかった)

私はコンピューターの前に張り付いて、武田さんのブログ更新を見続けていた。そして「サービスイン」「走行中」というタイトルを見るたびにほっとしていたのだ。

間違いなくこのラリーを見て英国の選手は「タフなラリーだ」というだろう。SS13ではRSタケダ/USUKラリー・フォーカスのエンジンは謎の不調に悩まされ5500RPMから吹き上がらなくなった。この問題はその後のサービスで解消できたようで、これがこのラリーでの最後のトラブルになった。

気温が上昇し路面に土が顔を出してきたため、後半のステージでタイヤを4輪ともグラベルタイヤにスイッチしたが、その後のナイトステージでは丘を越えた後の右コーナーのブレーキングポイントが凍結しておりマシンはあやうくコース外に転落しかける。しかし幸運にもクルーはこの危機的状況を生き残りサービスパークに戻ってくることができた。

様々なトラブルや困難を乗り越えてフトシ・ムラセは初めてのラリーアメリカを完走した。フトシ・キーラン組はラリー本部のあるセーレムの町に総合19位、クラス7位で帰還。総合優勝は英国人のデビッド・ヒギンスとクレイグ・ドルーのスバルインプレッサであったことも追記する。

しかしフトシにとってこれは単なる結果ではない。多くの初めての経験を得ることや、長いオフで鈍ったドライビングの感覚を戻すことのすべてを含めた新しいスタートに向けての第一歩を踏み出したに過ぎない。ネイティブスピーカーの読むペースノートに慣れ、シビックの高回転エンジンとは異なるフォード・フォーカスの特性を知ったことやアメリカのラリーのプロセスにじかに触れることで、多くを学ぶことができただろう。。

フトシ・ムラセのラリーアメリカ完走は日本でも報道されていた。Yahooニュースの更新記事の中でも取り上げられ、シーズン開幕に向けて準備する佐藤琢真選手の話題よりも優先されていた。日本のラリー関係のサイトでも同様に記事が掲載され、凍結したステージを走る非常に目立つフォーカスの写真が掲載されていた。


Stage view 02/19/2013


100ACRE WOODS RALLYはムラセの完走により、アールエスタケダのドライバーが完走したラリーの中でもっともタフなラリーとなった。新しいマシンと新しいクルー。初めての路面と国。しかし、イベント中にアップされた武田さんとムラセのツィートとブログからわかったことは、彼らを支えたのはアメリカのラリーコミュニティからの非常に暖かいサポートや励ましであったようだ。


ラリー競技はフットボールやフォーミュラー1のように一般の関心が高いとはいえないかもしれないが、参加者たちは世界のどこに行こうとも暖かく歓迎されることは保証できる。RSタケダ/USUKレーシングのリアに掲げるスローガンの通り、ラリーの世界は「互いに高めあおう!」 Be Excelent to Each Other なんと素晴らしい言葉ではないか。





Translator:古橋範雄
Editing:Hiromi Takeda







2016年8月19日金曜日

ラリーモントレーに向けて。 ~アールエスタケダラリーチームジャパン~


来週末に開催される全日本ラリー選手権第6戦「モントレーin 嬬恋」に向けて仕様変更したマシンをテストするためランサーはテストコースに運ばれた。




今日も名古屋は暑い。

ランサーを運んでいる間に人が意識を失わないよう十分な対策が必要だ。




全日本ラリーと日を同じくして中部ラリー選手権第5戦「丹後半島ラリー2016」が開催され、このラリーに参戦するアールエスタケダのサポートドライバーも一緒にテストに参加することになった。テスト用のタイヤに選手自らハメ替えを行い、出発していった。



それぞれのラリーのインフォメーションは以下の通り。

ぜひとも会場にお越しいただき、アールエスタケダの選手に熱い応援をお願いいたします。どちらのラリーも開催日は8月27日(土)~28日(日)です。




全日本ラリーRd.6
モントレーin 嬬恋

公式ホームページ




中部近畿ラリー選手権Rd.5
中部・近畿ラリー選手権 第5戦「丹後半島ラリー2016」

その他の情報


JAF中部・近畿ラリー選手権 第5戦「丹後半島ラリー2016」のイベントデータ
開催場所・会場道の駅 丹後王国「食のみやこ」ほか
道の駅がギャラリーステージとして無料開放されラリーカーの走りを目の前でお楽しみ
いただけます。
料金料金
※観戦無料
開催日・期間8/28(日)※7:30に1台目が京丹後市役所前駐車場からスタート予定。セレモニアルスタート(競技の開始前に行われるセレモニーで競技車が1台ごとに紹介を受け、観客が見守る中ゆっくり走り出す)は京丹後市役所前駐車場にて10:30開始予定。
開催時間07:30~18:30 
電話072-645-1300 JAF大阪支部 事業課 モータースポーツ担当
ホームページ公式ホームページほか、関連サイトはこちら




※イベントの開催情報や施設の営業時間等は変更になる場合があります。ご利用の際は事前にご確認の上おでかけください。









RS.TAKEDA Rally Team Japan2016


2007年9月30日日曜日

全日本ラリー「ハイランドマスターズ2007」

Rally Highland Masters 2007/10/13


我々が参戦を続ける全日本ラリー選手権も終盤を迎え、残すステージは2つとなった。次回のラリーは岐阜県高山市周辺の林道ステージを走る「ラリーハイランドマスターズ」。30年以上前から開催が続けられている伝統のあるラリーであるが、別名カーブレイクラリーとも呼ばれている。この周辺の林道は大昔に堆積した溶岩が固い岩盤を生成していて、コースには大きな岩がごろごろしている。思い切り車高を高くして、頑丈なアンダーガードを着けていってもときにマシンは大きなダメージを受けリタイアにつながることも珍しくない。実際、昨年のハイランドマスターズでは残念なことにメカニカルトラブルで村瀬選手はリタイアしてしまっている。

このラリーに向けてアールエスタケダではマシンのセットアップに終われる毎日である。前回のラリーは舗装路面でのアタックであったため、今回の未舗装路面のラリーに向けて多くの仕様変更を行わなくてはならない。ラリーカーを保護するためにアンダーガードと呼ばれるアルミの保護板を車両に取り付けることから始まり、荒れた路面にあわせて多くの部品を交換あるいは追加する。あまり知られていない部分ではあるが、アールエスタケダのシビックは舗装用と未舗装用2種類のトランスミッョンを使い分けている。その秘密の仕様についてはここに書くことはできないが、ハードなグラベル(未舗装路)ラリーを走りきるためにトランスミッョンの交換は重要な作業である。エンジン以外のあらかたの部品を交換していく作業は深夜まで続きマシンは完成した。この後は実際にダート路面を走行してドライバーが最後のセットアップを行い、10月13日に開催されるラリーの当日に向け車を仕上げていく。


我々が参加している全日本ラリー選手権はハイランドマスターズの一ヵ月後に再び舗装路面でのラリー「新城ラリー」へと続き、一年のスケジュールを終える。現在JN2クラス、ドライバーズランキング2位/コ・ドライバーズランキング1位で迎えるラスト2戦。熱い戦いはいよいよ佳境へと向かう。

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新城ラリーのホームページ

2010年4月15日木曜日

全日本ラリーのエボ9全開テスト。

アンダーガードが取り付けられていない以外は、リストリクターも装着して全日本ラリー仕様のランサーがハイパーミーティングの会場で全開アタックを行った。

まさか我々がハイパミの会場でラリーカーのテストを行っているなんて誰も気がついていないだろうな。
ふふふふ・・・

4月29日に予定されているグラベルテストの前に、ここつくばサーキットでアタックをさせていただく機会に恵まれ、中村英一選手のドライブでの「ラリー走り」を観客の皆さんに堪能していただいた。


走行終了後は当社のブースに大変多くのお客様が訪れ

「どうしてハンドルを切らないで曲がれるのですか?」

というようなピュアな質問をいただき、嬉しかった。


もちろんハンドルは切っていますが、ゼロカウンターで立ち上がる様をご覧いただきそう言ってくださっているのでしょう・・・どうですか、みなさんも、ラリーを始めてみませんか(笑)

ハイパーミーティング出展のご報告



いよいよ私たちの全日本ラリーは5月8日から始まる宮崎「ひむかラリー2010」から開幕です。ドライバーは2009年の全日本ラリーJN3クラスチャンピオンの村瀬太選手。JN4クラスへは初挑戦となる村瀬選手。気持ちも新たにルーキーの心で挑戦してまいります。皆様の応援よろしくお願いいたします!



全日本ラリー選手権第2戦
ひむかラリー2010

2016年4月23日土曜日

アールエスタケダは全国各地?で奮闘中。

今週は競技会やイベントが目白押し。
中部ラリー選手権の開幕戦が愛知県で開催され石原裕也選手と辻寛司選手が参加します(^ ^)

左:石原選手のスイフ ト 右:辻選手のスイフト

中部ラリー選手権に挑戦する石原裕也選手

 全日本ジムカーナはエビスサーキットでの開催。名古屋から600キロと遠いサーキットでの開催ですが今回は遠征の価値が十分にあるラウンドになるでしょう。

全日本ジムカーナ第2戦 エビスサーキット

トヨタガズーレーシングラリーチャレンジは木曽での開催です。初ラリーに挑むVitzの丸田義将選手の脇を全日本ラリー参戦中のコドライバー宮部ひろあき選手が固めてくれています。

TGRラリーチャレンジ 木曽ラウンド

ラリー初参戦の丸田選手

セリカの池田みき選手、コドライバーは榎重彦選手。そして昨年のTRDラリーチャレンジのペア松ノ木孝之選手とコドライバーの古橋範雄選手はドラコドラが入れ替わってのチャレンジです。
全日本ラリーマシン

中部ジムカーナに参戦中のスイフトスポーツ
私は、モータースポーツファンフェスタに全日本ラリーのランサーエボリューション10と中部ジムカーナ参戦中のスイフトスポーツを展示するため富士スピードウェイへ行ってきます(^ ^)

社員さんもサポート選手も全国へ散らばりますが、アールエスタケダは通常営業していますのでご安心くださいませ。














2021年7月23日金曜日

懐かし動画回顧録ふたたび。 RS.TAKEDA

 


アールエスタケダは創業35年。創業当時からモータースポーツ活動を展開し、時代に合わせて挑戦を続けてきた。(上の写真はラリージャパン2004)そして今「ラリージャパン」がふたたび日本に戻ってきた。時代は繰り返し、カタチは変われど夢を追う気持ちに変わりはない。

創業時には動画を簡単にアップするとかは難しかったので、それほど古いものもないのだが個人的な「思い出」の動画をいくつかご覧いただきたい。


■大島誠司メカがスターレットでダートラ走行!
実に貴重である。アールエスタケダの大島メカは実はダートトライアルの選手であった。本人の名誉のために言うと、この動画は私を乗せて「人の車で」流して走っている動画である。競技中のものではないが、そもそも大島がモータースポーツの選手であったことを知る人はいまや少ない。




■2007年久万高原ラリー「無念のリタイヤ」
EK9シビックで全日本ラリーに参戦していたころ。快調にステージを重ねていた矢先に一瞬のシフトミスでエンジンを破損しリタイヤとなった。この日は2014年に全日本ジムカーナ選手権でシリーズチャンピオンを獲得した石原裕也選手がサービスクルーとして来てくれていて、これまた偶然にもリタイヤした直後のギャラリーステージで外撮りの動画を撮影してくれていた。石原選手の「あっ・・」という声がすべてを物語る思い出深い動画である。


■ハイパーミーティング2012新井選手のデモラン
アールエスタケダはつくばサーキットで開催された「ハイパーミーティング」に2003年から2014年まで皆勤賞で参加し、数多くのイベントでマシンを走らせた。午後から開催されたラリーカーでデモランを披露してくれた新井選手が目の前で八の字ターンを披露してくれた。




■WRCラリージャパン2010 札幌ドームSSS
アールエスタケダとして5回目のラリージャパン参戦の年。札幌ドームの中に特設されたスーパースペシャルステージ(SSS)での中村英一選手の走りである。ゴール直前にはリアバンパーがコンクリートの擁壁にあと10センチ!というところまで攻める。




■ラリーアメリカ参戦!コドライバー・キーランライト
全米ラリー選手権に参戦した際にコドライバーを務めてくれたプロコドライバー「キーラン・ライト」。ミシガン州ホートンにあるホテルの中で夜遅くにインタビューに答えてくれた。彼は日本人の私たちの活動を力強く支えてくれた、素晴らしい友人。いまでも感謝しかない。ラリーアメリカ挑戦の最後の年2015年には優勝を果たすことができた。アメリカの仲間たちとの日々はいまも大切な財産だ。(2013/MI.Houghton)







■池田・川島組TRDラリーチャレンジ2014年初優勝!
この日が池田・川島組のTRDラリーチャレンジ初参戦の日であった。佐賀県唐津市へ遠征し、現在はトヨタガズーレーシングラリーチャレンジとして開催が続いているこのシリーズへの記念すべき第一歩であった。初参戦で初優勝はいまでも良い思い出として心に残っている。





■全日本ジムカーナ2018福島 深川敬暢・優勝!
2017年の全日本ジムカーナ最終戦鈴鹿で初優勝を果たした深川敬暢選手は、翌2018年シリーズでは福島ヱビスサーキット、奈良の名阪スポーツラウンドで二連勝を果たす。2019年までアールエスタケダのサポート選手として長きにわたって活動してくれた。




■ラリーコドライバー「宮部ひろあき」
2003年からアールエスタケダのコドライバーとして活躍を続けてきた「宮部ひろあき」選手。2005年にはWRCラリージャパンでクラス優勝を果たし、全日本ラリーにも積極的に参加した。2007年当時にエヴァンゲリオンが好きな宮部選手のために私が制作した懐かしい動画だ。



これからもアールエスタケダをよろしくお願いいたします!