2007年5月15日火曜日

2つの全日本選手権

エンジントラブルで無念にもリタイアを喫した全日本ラリー選手権第2戦「久万高原ラリー」から2週間。第3戦は週末に我々の本拠地愛知県から程近い京都で開催される。佐賀県で開催された開幕戦においてコース脇にヒットしたマシンはボディ修復と補強のためドック入り。ダメージ箇所は完全に修復され、ボディの剛性は開幕戦のそれを上回るものとなり、加えて大幅な軽量化にも成功した。


シーズン前半のターマックステージの締めくくりともいえる「KYOTO南丹ラリー2007inひよし」アベレージの高いコースレイアウトのこのラリーでは、マシンの基本性能が大きな差を生む。アールエスタケダのシビックRは今回より大幅にパワーアップしたニューエンジン(フェーズ2)を与えられ、ここまでに得られたデーターをもとにサスペンションからトランスミッションまで各部に大きく手が加えられた。



週末には全日本ラリーと同時に全日本ジムカーナも開催される。アールエスタケダは全日本ジムカーナN1クラスにヴィッツを投入。全日本ジムカーナは4戦目を迎え舞台を宮城県の菅生サーキットへ。同じ日に開催される2つの全日本選手権から目が離せない週末になりそうだ。

Text:H.Takeda

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