2007年6月25日月曜日

全日本ラリー第5戦「ひむかラリー」終了

全日本ラリーはシリーズ第5戦を迎えた。宮崎県で開催されたこのグラベルラリーは伝統ある椎葉村での「ひえつきラリー」としての開催から、舞台をお隣の美郷町へ移しての開催となる。ラリーの名称も「ひむかラリー」と改められた。昨年の台風の影響で大きなダメージを受けたコースの復旧が思うように進まず、ステージ変更を余儀なくされたのだが新会場である美郷町の暖かい歓迎を受けすばらしいラリーとなった。エントラントの一人としてとても嬉しく思う。日本の地に「ラリー」という文化が定着し、もっとも身近であるモータースポーツ(と私は思っている)であるラリーがより多くの人々に支持され楽しんでもらえるようになっていくことは私の一番の望みである。

とはいえ、今回のラリーはアールエスタケダラリーチームジャパンとしては年間参戦計画から外れており、スキップイベントとなる。開幕から4連戦すべてを戦ってきたあとのお休みは妙な気分ではあるが、それ以上にチームが参戦していないイベントのほうが結果が気になってしまうのだということが初めてわかった。

キャロッセラリーチームの炭山選手は前回のMSCC東京ラリーの雪辱を晴らすべくリーダーとしてラリーをひっぱってきた。総合1位をマークし続ける彼に個人的に注目し、はらはらしながら結果を追っていたのだが最終ステージでラックスポーツの勝田選手に逆転され残念ながら2位でイベントを終える。80kmのSSを終えて僅か1.1秒の僅差は無念ではあるが、国内トップレベルの戦いを見ることができた。確実に実力をつけてきている炭山選手の今後に大きな期待を寄せている。

がんばれ炭山くん!

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