2007年7月27日金曜日

FMSC久留米‐吉野ヶ里マウンテンラリー‘07

FMSC MOUNTAIN RALLY 2007
2007/08/24-26

九州の名門クラブFMSCの主催による全日本ラリー選手権第7戦の開催まで、残すところ後一ヶ月となった。福岡県久留米市にある久留米百年公園をスタート/ゴールとして開催される今回のラリーは、大都市圏周辺で開催される稀有なラリーであり、観戦に訪れるオーディエンスのためにギャラリーステージも用意される。目前を駆け抜けるラリーカーを実際に見ることができるのだ。



国内のラリーはどうしても都会から遠く離れた山の中で開催されることが多く(競技の性格上やむをえないのだが)なかなか気軽に観戦・・・というのは難しい。しかしながら、今回のFMSCマウンテンラリーは一味違うステージ構成となっている。比較的狭いエリアにSS(スペシャルステージ)がコンパクトに配置されており、全体のイメージが掴みやすい上に移動が少ないのはエントラントにとってもこの上なく嬉しい配慮である。加えて今回のラリーではステージタイムの告知を高度な計時システムにより逐一インターネットを通じて配信する計画になっており、WRCさながらにステージタイムやオーバーオールタイム、各選手のポジションが手に取るようにわかるのだ。国際ラリーに匹敵するほどの体制を確立していただいた主催クラブや協力クラブのご尽力に感謝するとともに、この一年で見違えるほどに発展した国内のラリー競技は参加者にも、観客の皆さんにとっても楽しみが増えたといえるだろう。


●快適なアクセス環境
ラリーのスタート会場へは福岡空港からレンタカーを利用すれば九州自動車道経由で僅か30分ほどで到着。中部圏からは大阪南港より名門大洋フェリーが毎日運航しており、自家用車を積み込んで瀬戸内海の絶景を船窓から眺め、新門司までの船旅を満喫したあとで一時間ほどのドライブを楽しみながら久留米へアクセスする方法もある。いずれにしても大変に交通の便が良く観戦にお越しいただく上でなんの障害もない。みなさんの週末の旅行計画にラリー観戦を織り込んでぜひとも現地にラリー観戦にお越しいただきたいと思う。


名門大洋フェリーHPより

アールエスタケダラリーチームジャパンではすでにこのラリーに向けての準備が始まっている。我々のマシン「シビックR」の真骨頂が発揮されるのはターマックステージ。今回も舗装路面での高いスタビリティとライバルに対抗できるだけの最高のスペックを与えるために、駆動系からサスペンション、エンジンに至るまですべての仕様を見直してFMSCラリーに挑む。特にボディには再び大きく手が入れられ、フルオーバーホールといっても過言ではないほどのリフレッシュを敢行。毎戦ごとに進化を続けるシビックRにご期待を。





主催者のホームページ/FMSCマウンテンラリー

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