2007年11月10日土曜日

新城ラリー’07/生き残りと勝負の両立。

生き残りと勝負の両立。
アールエスタケダラリーチームジャパンとして負けられない一戦である全日本ラリー最終戦「新城ラリー2007」。LEG1のファイナルステージであるSS6(雁峰/Ganbo middle 14.92km)はラリー全体の流れを決める勝負どころのステージである。波乱の展開となった新城ラリーではすでに多くのリタイヤ車が出ており、生き残りレースの様相を呈している。チームは今回3台のマシンに5名のサービスクルーと2名のサポートスタッフを投入し地元の利を生かした最大限の体制でこの戦いに挑んでいる。

新城のコースはツイスティであると同時に大変に滑りやすい。低温から高いグリップを発揮するタイヤコンパウンドを選択してアタックを続けているが、それでも足りないくらいスリッピーな路面がクルーを悩ませる。

選手権を戦う村瀬/宮部組のシビックRは一日目最後のロングステージでマキシマムアタックを敢行。マシンとクルーのもてる能力のすべてを投入してギリギリの安全マージンでのアタックを行い好タイムをマークした。しかしながら、上には上がいる。DCCS/ダイハツワークスチームの2台のブーンクロスフォーを駆るベテラン平塚選手と小野寺選手に上位ワンツーを許し、クラス3位の成績で一日目のラリーを終えた。誰しもが勝負どころとして、意識するこのステージでベテラン勢の恐るべき実力を垣間見た感がある。

しかしながら、我々は勝負をあきらめていない。頂点に向け明日の2日目も引き続き全力で挑むことをお約束する。プライベーターであるアールエスタケダのクルーにとってこのラリーは超えなくてはならない大きな壁であり、このようなシチュエーションでラリーを戦うことができることにこの上ない喜びを感じているのだから。


ラリーの現場からのリアルタイム更新。ぜひご覧ください。
アールエスタケダ新城ラリーサービスパークレポート

0 件のコメント: