2007年11月27日火曜日

オートオークションは衛星で。

今日は宮部社員が京都府京丹後市(峰山・大宮・網野・丹後・弥栄・久美浜町が合併して平成16年4月に誕生した市です)に納車に出かけており、静かな一日となった。
来客こそ少なかったものの火曜日は電話が多い。午後からは問い合わせや取引先からの照会の電話などがひっきりなしにありせわしい感じである。年末を前にお客様から中古車のご注文を多々いただいており、今日は店内から現車オークション会場へ衛星回線を通じてアクセスし、良質な中古車を手に入れることができた。

アールエスタケダの加入している日本最大のオークションネットワークには月間25万台を越える車両が出品されており、これらの情報を24時間いつでも検索することが可能。お客様が希望する車種、色、グレードなどに合致する商品が見つかれば我々は実際に全国各地の現車会場へ足を運び実際の車両を確認する。

車両の状態に納得がいけば、あとは仕入れをすることになる。仕入れの方法も進化していて実際の会場でポスと呼ばれるスイッチでセリに参加することもあれば(これが基本)、店頭にいながらにして遠隔地にある会場へ前述した衛星回線を使用してアクセスし、リアルタイムにポススイッチを操作、落札することも可能だ。


オートオークションの場合はヤフオクなどのように時間をかけてセリ金額を入力して時間が来ると終了するのではなく、1会場で5000台~6000台もの車が順に出品されてくるのを待ち受けてセリに参加する。早いときには数秒で、長いものでも30秒程度で一台のセリが終了するため、まさにプロのバイヤーでなければ買うことができないシビアさである。北海道から九州まで19の会場と14の提携会場へ店頭にいながらにしてアクセスできる衛星オークションは時代の最先端をいく画期的なシステムだと思う。

しかし、どんなにシステムが発達しようと中古車は一台一台が別物であり実際に実物を見なければ、その良し悪しは判断できない。実際に自分の目で見て、お客様の期待を充分に満足させることができる良質な商品をお届けするのが我々の使命でありプロの役目でもある。

武田はクルマ屋一筋20年。お客様の笑顔がなによりのご褒美であり私にとって最高の栄誉であることを改めて感じる今日この頃である。

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