全日本ラリー最終戦「新城ラリー」が無事に終了しました。徹夜で準備に励んでいただいたオフィシャルのみなさん、ご協力いただいた新城市のみなさんに心から御礼申し上げます。当日は７０００人を超えるオーディエンスにも恵まれ、最高のラリーになりました。
ラリーを見に来てくれた観客の皆さんありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか。もしも、もっとこんなふうにしてくれれば観客として楽しめるのに・・・・というような提案があれば、アールエスタケダにも教えて下さい。地元愛知県のラリーとしてもっともっと多くの方にお越しいただき、よりよいイベントとして継続開催していくための今年は第一歩だと思っています。私たちラリーにかかわるものとして、この素晴らしいイベントをさらに成長させていくためにはお客様のご意見は必要不可欠です。みなさんのご意見をお待ちしています。
アールエスタケダラリーチームジャパンは２００７年の全日本選手権ＪＮ２クラスチャンピオンを目指してがんばってきました。最終戦に向けても万全の準備とテストを行いましたが、あと一歩及ばす、クラス３位の成績でシーズンを終えました。しかしながらチームとして最も学ぶことの多かった一年であったと感じています。選手の成長はもちろんのこと、チームクルーの成長やアールエスタケダのクラブ員たちの成長を強く感じています。今年のシーズンはいろいろなことの始まりの年ではないでしょうか。それぞれがなにをすればいいのか、どんなふうにしていけばいいのかという当たり前でありながらわかりにくいことが見えてきたような気がします。
RS.TAKEDA MOVIE CONTENTS
ホームページのムービーコンテンツページに村瀬選手がクラストップ、総合３位のタイムを叩き出したこのラリーの最初のステージ「GANBO SHORT（雁峰ショート）をアタックする映像をアップしました。ラリーの始まりで路面の状態も良かったため、なかなか良い走りをお見せできていると思います。ご感想などをコメント欄でいただければ嬉しく思います。
A:はい、リタイヤ車両が見えたと同時に左手のプレスのカメラフラッシュが光り、右側の側溝に前後輪とも落としてしまいました。でもどうにか無事に抜け出して走行を続けられたので良かったです。
Q:新城のコースは路面が滑りやすいそうですが。
A:雨でぬれているところや湧き水があるところはもちろんですが、コケが生えていたり枯葉が積もっていたりして、あちこちで滑りやすい路面になっています。グリップするのでいいかな・・・と思ってアクセルを踏んでいくといきなり滑ったりして、読みにくい路面だと思います。
Q:このステージ（ＳＳ１）のコース外側は崖になっていますが、怖くないですか？
A:怖くはないですが、注意して走っています。ほんの１～２メートルスライドするだけで落ちてしまいますので気が抜けません。特に映像に出てくる黄色いドラムが立ててあるところは落ちると垂直な崖になっていますので特に注意しました。
Q:残念ながら全日本チャンピオンは獲得できませんでしたが、今後の抱負は？
A:ドライバーズチャンピオンを取れなかったのは残念ですが、収穫の多い一年でした。ラリーの醍醐味というか、本当の意味での難しさと楽しさを少し理解できたような気がします。チームに支えられて、ドライバーとして集中して走ることができた一年だったので、そういった部分では満足しています。来年のことはまだ未定ですが、新しいマシンを投入して選手権に参戦を続ける予定です。
Q:読者のみなさんに一言お願いします。
A:応援してくれた皆さんありがとう。僕がドライビングレッスンの講師を務めるアールエスタケダの走行会に参加してくれたお客さんも今回のラリーに来てくれて応援してくれました。本当に嬉しかった。がんばっているところを見せることができたのと、こうして無事に完走した報告ができてよかったです。来年も応援よろしくおねがいします！
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