4月6日(日)に筑波サーキットで開催されるハイパーミーティングにアールエスタケダは3台のランサーを投入してタイムアタックに挑戦する。昨年はWRCに参戦したままの仕様で筑波サーキットでのアタックに挑み、違う意味での強烈なアピールを果たしたのだが今年はまじめな仕様にマシンを作り変えて、ハイパーミーティングらしい走りをお見せしようと思う。
ラリー競技に使用するタービンはFIAの規定に従いコンプレッサーの出口に「リストリクター」というパーツを取り付けてあるため高回転でのパンチに乏しい。これはパワーを上げていくことによりマシンが速くなり「危ない」という考え方のもと、最高出力を規制するために装着されるのだが、300馬力以下に出力が制限されるため市販車より走らなくなる。そこで、今年のランサーエボ9WRCはタービンを大口径のチタンアルミタービンにスイッチ。リストリクターのない筑波仕様に特注した高回転型タービンに取り替えてみた。
好評発売中のオリジナルエキゾーストマニフォールドも装着して雰囲気満点。実に速そうな感じ。足回りも、グラベルラリー仕様のダンパーから筑波スペシャルに交換して車高も下がって迫力満点である。「愛知のラリー屋さん」という、ほのぼのとしたコーポレートイメージを払拭・・・いや、TPOに合致した仕様にしての参加はわれながら実にまじめなことであると自画自賛しているのだが。
今年のエボ9はアールエスタケダラリーチームジャパンから全日本ラリー選手権に参戦中の村瀬選手がドライブをすることになった。村瀬選手はシビックRで昨年の全日本ランキング3位のトップドライバーであるがランサーでの筑波アタックは今回が初体験である。どのような走りを見せてくれるのか今から楽しみだ。
GT-Aを操らせれば右に出るものがいないほどの高度なドライビングテクニックを誇る永井の本気を見に来てほしい。
最近めっきり少なくなってきたランサーエボ4の新たな可能性を探るモデルとして注目を浴びるこの一台は、東名パワードの出展ブース前に展示される。多くのCN/CP9Aのユーザーの熱い視線を集めることになるだろう。
読者の皆さんも時間が許せばぜひとも筑波サーキットにお運びいただき、アールエスタケダのブースへお越しいただければ嬉しく思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿