2008年3月15日土曜日

NEWシビックR レースベースが到着。

CIVIC TYPE R/FD2 RACE BASE GRADE
アールエスタケダワールドラリーチーム総監督である甕(もたい)氏がオーダーしていた新型シビックRのレースベースが到着した。聞きなれないグレードのマシンであるが、標準仕様のシビックからあらゆる快適装備を取り外した(というか取り付けずに)ラインオフされた競技専用のベースグレードが「レースベース」。エアコン、ナビをはじめとしてシートも1脚のみという徹底した軽量仕様である。驚くべきことに、ヒーターどころかブロアファンモーターも取り外されていて(というか組みつけられていない)内装は実にすっきりしている。

アールエスタケダラリーチームジャパンは2008年の全日本ラリー選手権を新型シビックで戦う。このレースベースは公道を走ることはできないが、より多くのデーターを収集し短期での開発を実現するためにドライバーでもある甕総監督自身がマシンを駆り、サーキットでのセットアップを開始する。シェイクダウンは4月19日に開催されるアールエスタケダ主催の走行会「ディレッツアサーキットミーティング」で行われる予定。その後は鈴鹿サーキットを初めとして数々のサーキットへマシンを持ち込み精力的に走行を行う計画となっている。

2台の新型シビックの投入でますます加速するチームアールエスタケダのシビック戦略は、着実に歩み始めている。
製作中のラリー車両



※アールエスタケダのラリーカーの製作風景や、選手権参戦の様子はニューズ出版から発刊されている次号「VTEC SPORTS 」誌に掲載が予定されています。ぜひとも本誌をお手にとってご覧くださいませ。

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