2008年4月3日木曜日

エボ4テスト終了。


ハイパーミーティングに参加するRSTランサーエボ4のロードテストが終了した。燃料系の不具合が発見され、とり急ぎ修理を行ったためバタバタした日程になったが問題は無事解決。サスペンションとアライメントの確認のため久々に自らステアリングを握って全開アタックを行う。東名パワード製の2.2Lエンジンを搭載するランサーエボ4は実にパワフル。コーナーでリアを大きくスライドさせてもアクセルコントロールで自在に向きを変える事ができる。


懸案であった燃料系のトラブルも改善され、レブまで快調に回るエンジンの状態を確認したあとはダンパーのセットアップを確かめるため再びアタックを行う。パワーが上がっているためリアダンパーのピッチングがいままでより大きく感じる。ブーストはとりあえず1.3のまま、何度かアタックを重ね現在の問題点と改善点を頭に叩き込む。筑波ではテストよりも、もう少し速い速度域でコーナーへ飛び込んでいくためこの部分は改善しておきたいところである。現状では340~350馬力くらいは出ている感じだが、まだまだエンジンのポテンシャルには余裕を感じる。フルブーストで400馬力を超えるこのエンジンだが、ドライバーは今回初めての筑波アタックとなるため、まずはこのくらいからのトライがベストかもしれない。


今回アールエスタケダは3台のランサーをハイパーミーティングでアタックさせる計画だが、間違いなくこのマシンがパワー的には最強だろう。久々にアクセルコントロールでマシンを動かす感覚を楽しませてもらって、マシンは工場で最終チェックを済ませて今日はここまで。


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