緊急で行われた仕様変更の効果は絶大であり、マシンの動きは見違えるように改善された。テストコースでのタイムはテスト用のタイヤながら昨年使用したシビックR(EK9)のベストを軽々と更新し、新型マシンの実力を垣間見る。今日は朝から、さらにセットアップを煮詰めて再びテストへ。セットアップは順調に進んでおりマシン全体のバランスもいい。フル補強されたマシンのボディは高い剛性を示しており、全日本を戦うマシンとして充分な戦闘力を発揮できるだろう。
駆動系、制御系を最高の状態に持っていくためチームはノウハウの全てを投入してマシン作りを行ってきた。新しいマシンでの挑戦は困難な部分も多いゆえに、セッティングが決まっていくたびに快感のようなものを感じるのだ。
駆動系、制御系を最高の状態に持っていくためチームはノウハウの全てを投入してマシン作りを行ってきた。新しいマシンでの挑戦は困難な部分も多いゆえに、セッティングが決まっていくたびに快感のようなものを感じるのだ。
15年を超えるアールエスタケダの全日本選手権への参戦は我々の学び舎であり、試練の場でもある。クルーとチーム、そしてエンジニアたち全ての力を結集して挑む次回のステージは愛媛県での開催。オールターマックのステージとなるこの一戦は高速ステージも多く、新型シビックに大きなアドバンテージを約束してくれるだろう。
■2007年久万高原ラリーエンジンブローで無念のリタイヤ
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