春に、いよいよ開幕したと思っていたのが昨日のことのようだ。あっという間に最終戦を迎えることとなった全日本ラリー選手権。今年も昨年同様に愛知県新城市で開催される「新城ラリー」が最終ラウンドとなる。
紆余屈折を経て、開幕2戦目からの投入となった新型シビックRは未知のポテンシャルを秘めたすばらしいマシンである。しかしながら「未知のポテンシャル」ゆえ、なにから初めていいのか何をどうしたらいのかもわからず試行錯誤の日々が続いたのも確かである。
ドライバーの村瀬は持てる経験と知識の全てを投入してサスペンションセッティングに取り組んでくれた。エンジニアとしてもドライバーとしてもその結果が試された2008年であったがハイランドマスターズでは念願のクラス優勝を獲得しひとまず最初のステップをクリアできた感がある。
今回の新城ラリーは全日本選手権10戦のなかでもっともアベレージスピードの低いラリー。ストレートセクションが短く、滑りやすいコースは多くのドライバーを悩ませる難易度の高いステージだ。タイムアップのためにはコーナーリングスピードを高めることと、短いストレートで如何に車速を乗せられるかがポイントだが、ストレートのあとのコーナーはベンド(曲がり方)が急なコーナーが多く前述したように大変滑りやすい。新城にマッチしたサスペンションセッティングも重要であるがそれ以上に、コントローラブルなブレーキ性能が要求されるだろう。
薄氷の上を走るような高度なマシンコントロールが求められる新城ラリー。我がチームクルーの力が思う存分発揮されることを心から願う。
新城ラリー2007レポート
http://9.pro.tok2.com/~rstakeda/shinshiro2007_movie.html
SS1のインカー動画がアップされています。
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アールエスタケダは新城ラリー参戦のため
11月22日(土)をお休みさせていただきます。
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