
優勝で締めくくることができた久万高原ラリー。勝利の美酒に酔う間もなく、3週間後には第7戦の愛知「新城ラリー2009」が迫っている。5戦からのインターバルを利用してマシンの信頼性を高めてきたつもりだったが、まだまだ改善点が残されている。
新城ラリーは、他のラリーとは少し違う。というか我々チーム内では違う意味を持っている一戦。独特の路面と、ベンド(曲がり)を持つ「雁峰林道」は昨年のラリーでも多くのマシンを飲み込んできた。たまたま昨年はドライであったが、ひとたびウエットになれば大変すべりやすい路面であり加えてコース内に(前走者により)撒き散らされている砂利がマシンの足をすくう。
走ること事態が難しいのも「他と違う」部分ではあるが、一番の違いは我々チームの地元愛知県で開催される全日本選手権であることだろう。主催者であるモンテカルロオートスポーツクラブが長年に渡って育ててきた魅力あるイベントであり、初めて内閣府のDOS再生プランを適用されたラリー競技会であることもその理由に挙げられる。

とまあ、いろいろ話しては見たが本音を言えば一番の「違う」理由は、アールエスタケダの本拠地である愛知県で開催されるラリーだということである。
会場に訪れてくれるアールエスタケダのお客様や応援してくれるファンの皆さんの期待に応えたい。心からそう思っている。だからこそ他とは「違う」のだ。
意気込みは充分。しかしながらシーズンを戦う我々には常にチャレンジャーのハートとベテランの冷静さの両方が要求される。
心は熱く、走りはクレバーに。簡単なようで難しい。
新城ラリーのHP
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