スノーミーティングが終了。今は名古屋に戻り通常業務に追われている。
毎年、自然との闘いとなるのがスノミ。レギュラーコースの一部に開催日の前日の午後に穴が空き、一時は中止も考えるほどのピンチだった。
日本列島は一週間前に死者が出るほどの猛烈な寒波に見舞われ、1日で2メートル越えの積雪を記録するほど荒れていた。しかし週があけると一転して、急激な気温上昇により八千穂レイク周辺の雪はすっかり溶けてしまう。
この写真(下)は参加者のみなさんを不安にさせたくなくて今日まで封印していたが、今日はじめてアップする。写真でもわかるように、氷の上に上がってきた水が凍って二重氷になっている。この上を車が通ると氷がわれ、ふたたび水が吹き上げてくる。そうなればコースは使えない。これが2月4日のコースの現状だった。
水が噴出した湖面 |
なんとかしてスノミを開催し、楽しみにされているお客様に応えたい一心で、前日に八千穂入りして策を話し合った。
話し合いの結果、いままで使用していない部分に道を作りコースを作り直すしか方法はないという結論に至るも、それは言うほど簡単なことではない。
管理者の市川氏に相談すると「その方法であれば一日目は開催できるかもしれない。時間がないのですぐ始めましょう」 と、力強いお言葉をいただく。
集合時間は翌朝の6時30分。
開始時間までに、どこまでやれるのかはわからなかったが、とにかくコースを引き直すことになった。
日が沈み、漆黒の闇に包まれた八千穂レイクでのコース作成は深夜まで続けられた。全コースの3分の2にあたる部分を新たなコースとして設定し直すことに成功。こうして今回の開催が実現する。
ご苦労をお掛けした管理者の市川さまには感謝の言葉しかない。
そんな苦労や不安な気持ちも、翌日のスノミで走行を楽しんでいただいたお客様の笑顔を拝見してすっかり吹っ飛んでしまいました。引き続き2日目の開催でも八千穂レイクの氷は持ちこたえてくれ、晴天のもと素晴らしい氷上を満喫していただくことができたのは幸いでした。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
いまだからこそお話できる裏話でした。
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