若狭ラリー２０１３ JAF中部・近畿ラリー選手権 第一戦/ Day 0

福井県小浜市で開催される中部・近畿ラリー選手権の開幕戦「若狭ラリー」がまもなく開幕する。今日、土曜日は雨のしとしと降る中でレッキと呼ばれる事前走行が行われた。


レッキでは、コースの状況を確認しコーナーの曲がり具合や路面の状況を記載した「ペースノート」を作成する。ドライバーはラリー中にこのペースノートを助手席に座るコ・ドライバーに読み上げてもらい、ノートに合わせて走行する。と、言ってしまえば簡単そうだがそんなにラリーは甘くない。

ペースノートを作成するのはドライバー自身。しかし、自分が読み上げたとおりには、本番ではなかなかうまく走れない。


今夜は、遅くまで走行動画をチェックしながらペースノートの清書と修正を宿で行う。若狭ラリーは地方選手権としては長めの４５キロのスペシャルステージを走行するため、ノートの読み合わせは確実に完走するためにも重要な作業なのだ。

これから右の本番用ノートに清書する

畳の部屋が日本のラリーらしくてステキ

ギャラリーステージとなる見晴台付近のコース

若狭ラリーはオールグラベルコース（未舗装路）。ドライバーの小林はグラベルコースを走行するのは一昨年のラリー北海道以来であり、ペアを組む安藤も小林と組んでグラベルを走行するのは初めての経験。鬼が出るか蛇が出るか。最後まで気を抜かずに走りきって欲しい。



若狭ラリー（毎日新聞）