激しい雨が降り続く鈴鹿サーキット。
全日本ジムカーナ鈴鹿ラウンドは本日公開練習日を迎えた。大型台風の接近に伴い開催自体が危ぶまれた本大会はすでに公開練習日から波乱の展開となった。
コース上には水が流れ、想像以上にグリップが得られない。アールエスタケダの深川もファーストアタックでは大きなスピンを喫し、雨の鈴鹿南の洗礼を受けた。特にこのコースはレインコンディションではスリッパリーとなりマシンの動かし方が難しい。大きなアングルを付けてコーナーに入ったりタイヤのグリップに期待して操舵角を大きくしていけばあっという間にスピン・コースオフ。
次ぐ、セカンドトライでは2番手タイムをマークし溜飲を下げた。
ドライ時のドライビングとは異なるアプローチを要求されるが故、それを見つけて完走できれば上位入賞の道が開ける。
深川は鈴鹿のコースに習熟しておりコースの特性もよくわかっている。そしてなにより昨年の鈴鹿ラウンドのPN1ウイナーは他ならぬ深川敬暢自身なのだ。
明日はさらに雨足が激しくなり、ハイドロプレーニングとの戦いとなるだろう。そして降雨量の強弱のどのタイミングで出走となるかも、その選手の運である。運は強者に味方する。そして今日の深川はその「強者」の一員であることに間違いない。
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