シリーズ参戦5年目にしてシリーズチャンピオンを獲得した河野貴之。
戦いはライバルだけではなく、自分自身との戦いでもあった。長くジムカーナ競技に関わり選手として活動してきた河野。彼がほしかったのは、そのキャリアに見合った実績だ。
2010年には先輩トライアラーの深川敬暢選手(現全日本ジムカーナPN3クラス)とのツインエントリーを果たしたが、シリーズ優勝は深川のものとなり、河野は深川の足元にも及ばなかった。そんな悔しさをばねに河野は自分自身を鍛えるための意識改革を行ってきた。シリーズを通してライバルとなったベテラン山口選手の存在も大きかっただろう。
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北陸での2連勝は彼に大きな自信をもたらす。まだまだ発展途上の選手ではあるが、今年の河野にはなにがなんでもチャンピオンを取るのだという気迫があった。「最後の最後まで諦めない。シリーズを獲れなければ来年のことなど考えられませんから」そう話してくれた河野の執念がもぎ取ったシリーズチャンピオンだった。
東海シリーズ最終戦レポート
1 件のコメント:
河野選手チャンピオンおめでとう御座います!
家庭と仕事と競技の両立(3立!?)の大変さの中でのチャンピオン、頭が下がります。
本当におめでとう御座います\(^o^)/
安藤@青GRB
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