2014年8月23日土曜日

無念のリタイヤ。 Ojibwe Forest Rally2014 Retired.


最後のステージを前に村瀬とベンは無念のリタイヤを喫する。
Futoshi and Ben retired just before the last stage.

大きな岩や荒れたステージが多い今年のOFRではマシンへの衝撃も大きく、これまでに多くのラリーを戦って来たフォーカスには何が起きてもおかしくはない。

走行中にフォーカスのトランスミッションマウントは大きく破断し脱落した。スペアパーツの手配にスタッフが奔走してくれたがスタートまでに修復することは叶わず無念のリタイヤでラリーを終えることになる。

マシンをバージョンアップしてラリーアメリカに挑もうと直前まで準備を重ねて来た村瀬。異国の地でのワークショップとのやりとりは困難を極めた。今回出走自体が危ぶまれる状況にまで追い込まれたことについて村瀬一人を責めるのも酷であろう。

マシントラブルの原因が何であるかはワークショップの今後の分析に委ねるが、結果は結果であり我々は受け入れるしかない。


マシンの積み込みを終えてクルーに感想を話してもらったが、簡単に言えば皆さん「疲れた」という一言に尽きるだろう。力強いサポートをくれたアメリカ人クルーのみんなには心から感謝の言葉を送りたい。Thank you to the all American crew.  I'm sorry  to ask the hard hard work !




ラリー車の搬送車が出発した後モーテルの近くにあるメキシカンレストランで村瀬と今後について話し合い次戦のLSPR(レイクスペリオルパフォーマンスラリー)への参戦を継続することを決めた。ラリーをはじめモータースポーツで勝つためにはメンタルが重要な要素だ。極端な言い方をすれば強靭な意思とくじけない心を持つものだけに栄冠を掴む権利が与えられると言っても過言ではない。We have a discussion. And it was decided to challenge the LSPR.

緊張感と強いプレッシャーにさらされ続けた今回のラリー。レストランで村瀬が最後に見せてくれた笑顔でようやくほっとできた。I was relieved to see the smile of Futoshi.









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