アールエスタケダのクルーは最終ステージを走り切り、総合4位の成績で久万高原ラリーを終えた。多くのマシンがトラブルに見舞われ脱落するサバイバルな戦いになったが、最後まで走りきりマシンをフィニッシュポディウムに届けてくれたクルーと全力でラリーをバックアップしてくれたサービス隊のみんな、サービス隊長の川島健司氏にも心から感謝の気持ちを伝えたい。
過酷なラリーであったことは間違いない。今だから言えるが、ランサーはエンジンにダメージを負っていた。そのためチームはディ2を前にドライバーには「マシンをいたわった走り」をオーダーしていたのだ。オーダーに応え、慎重な走りに徹しながらもポジションを守り切ってくれてありがとう。
今回村瀬は昨年の順位を上回る4位を獲得することに成功した。しかしそれよりも、各ステージでマークしたタイムが昨年に比べて大きくアップし、マシンのコントロールに冴えが出てきたことに成長を感じている。
日本ラリー界最高峰のクラスJN6クラスは群雄割拠する世界であり、そこで勝つことは容易ではない。マシンと人とチームが一体となって戦うことが不可欠だろう。まだまだ勉強することは山ほどあり、悩むことも多いが我々は少しづつ前に進んでいく。
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