2017年5月21日日曜日

深川は無念の4位。 アールエスタケダジムカーナチームジャパン



深川にとってはどうにもかみ合わない週末となった。

前日の公開練習では1位・2位を獲得し、自身を持って挑んだ決勝だったはずだ。気温はぐんぐん上昇しダンロップ勢にとっては苦しい戦いとなることも予想できていたし、コースの攻めどころも理解できていた。



トライアルはほんの小さな要素が走りを変えてしまう。それは準備不足やマシンの不具合などの致命的な事柄を除けば、ほとんどの原因は選手自身の心の問題であることが多い。強靭な意思と不動の精神を持つことはトップドライバーになるものの必要不可欠な要素であるが、そう簡単にいかないのも人間だ。


サービスクルーとして尽力してくれた上田さん(前列左)野さん(前列右)渡邉さん(後列左2)
今回は勝負を賭けた一戦であった。毎回同じようにそう思っているが、特に強く自身に言い聞かせて挑んだ戦いだっただろう。

今回は勝負には勝てなかったが、深川はそのような精神状態と意気込みの中、勝負に挑むという、貴重な経験をすることができたはず。そしてこれは多くのトップドライバー達が通ってきた道でもある。

次戦のスタートラインには、さらに強くなった深川選手がそこにいるだろう。









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