サービスパークがおかれているパルコール嬬恋ホテルの標高は1300メートルをゆうに超え、多くのスペシャルステージはこの高さから下るか、登るかのコース設定で天候によっては雲に向かって駆け上がるようなイメージすらある。
インタビューで村瀬選手が話すように、初日のステージはSS7のリピートステージでは全行程の半分以上が濃霧に包まれたコースをアタックした。ところによっては視界がゼロに近い。ラリーは自然相手の競技であり、霧(というか雲)の濃淡によってステージタイムが大きく変わるのだ。霧が晴れた瞬間にアタックすれば有利だし、こういったタイミングがいいのも選手の実力のうちだ。
午前の路面はドライであったが、午後からは完全ウェット路面をアタックする初日となった。それゆえ実に多くの経験を積むことができた良い一日となっただろう。
マシンのコンディションも良好。ラリークルーの二人の体調も良好で問題ない。こうして「ラリーの聖地」群馬県で戦えることに感謝して明日もがんばろう。
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