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北の大地では全日本ジムカーナが、そして富山県の高岡市ではラリーが開催されていてさきほどアールエスタケダのマシンが全車スタートした。
トヨタ自動車が主催するこのラリーシリーズは今年から「トヨタガズーレーシングラリーチャレンジ」というちょっと長い名前になり、開催イベントの数も大幅に増えた。
初心者のための入門イベントであったはずのこのラリーも様々な関係者の思いが巡り、様々な選手が参加する新しいイベントに変貌を遂げている。
「エキスパートクラス」にはアールエスタケダの重鎮池田みき選手がセリカで参戦し上位入賞を目指す。このクラスは名前の通り全日本チャンピオンも参加する激戦クラス。力試しにはもってこいであるが、トップドライバーたちから見れば何が何でも勝たなくてはならないプレッシャーもある。
入門クラスでもある「チャレンジクラス」には二台のヴィッツが参戦する。
昨年のＴＲＤラリーチャレンジでラリーデビューを果たした松ノ木孝之選手と古橋範雄選手。今年はドラ、コドラが入れ替わっての参戦。昨年もこのラリーに参戦している二人は今回ワンランク上のステップアップを果たしたいところだろう。
そしてアールエスタケダのレンタルラリーカープロジェクトで今季からラリー参戦を果たした丸田義将選手。
今年二回目の出走となる高岡ラウンドにはひとかたならぬ思いがある。未舗装路での走行練習やサーキットでの走り込みなど今回の出走前に徹底した練習をしてきた丸田は、ナビゲーターにＴＲＤラリーチャレンジやラリー北海道に参戦経験のある石垣晴恵選手を迎えて万全の体制で挑む。
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