ラリードライバー村瀬太 |
これ以上ないほどの悪天候に見舞われ、驚くほどツイスティな動きをするランサーを最後まで抑えこんで自身初のモントレーを完走で締めくくることができた。
連日の濃霧に豪雨に曇ったガラス。
モントレーは体力も精神力も奪われる厳しいラリーだったが、村瀬にとってはかつて参戦したラリーアメリカデビュー戦「100 Acre Woods Rally」のほうがはるかにハードであった。
ミズーリ州を29年ぶりに襲った荒天は、サンダーストームを伴う激しい雹の洗礼と低温。レッキの時から容赦なく降りしきる「雹」(ひょう)。ラリースタッドレスもなく、コースが短くなるどころか主催者いわく神の思し召しだとラリーアメリカはスケジュールどおり開催され、真夜中の凍結した高速ステージをカチカチのラリータイヤで走った。というか滑った。詳しくはこちら
あれよりずっとましだ。
フィニッシュを通過するラリーカー |
マシンに大きなダメージはなく、実に多くの収穫のあったラリーであった。
雨の中頑張ってくれたサービスクルーのみんな、応援に来てくれたお客様、そして最後までマシンを走らせてくれたラリークルーの二人に心からありがとう!
サービスクルーと一緒に |
撮影:光崎 満
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