石原 小林 池田 柾田 辻 川島 前列左から 上田 渡辺 |
ラリーという競技には結果が2つしかない。「最後まで走れた」か「最後まで走れなかった」である。
2004年ラリージャパンの会場で著名なラリードライバー、カルロスサインツ氏とお話しする機会があった。その時は我々が初めてインターラリーでリタイヤを喫した日であり、意気消沈していた私に彼が「ドライバー」として話してくれたのがその話だったのだ。
「ラリーには2つの結末しかない、完走して結果を残すかリタイヤして結果を残せないか。リタイヤは残念なことだし、ドライバーとしてはフィニッシュまでマシンを運べなかったことを申し訳なく思うが、どんなリタイヤだったのかが私たちにとっては重要だ。メカニカルかドライビングミスか。そしてリタイヤというリザルトをどんな形にして次戦にフィードバックするかをチームもメカニックもドライバーも考えるべきだろう。後悔は必要ない。」
この「Regret is no meaning」(後悔は無意味)
というフレーズがいまでも耳に残る。
アールエスタケダラリーチームジャパンのクルーは今回全員が完走を果たし、結果を残すことに成功した。完走できなければ「次回こそは完走を!」と思うだろうが、完走したあとに思うことは人それぞれ違う。
今回完走したクルーはそれぞれ何を思うのだろうか。
全日本ラリー選手権:村瀬太・宮部ひろあき JN6クラス7位
中部ラリー選手権:石原裕也・小林剛 DE4・5クラス 2位
中部ラリー選手権:辻 寛司・川島健司 DE4・5クラス 15位
クラス2位の池田みき・柾田瞳クルー(左) |
TOYOTA GAZOO RACINGラリーチャレンジ
池田みき・柾田 瞳:E-3クラス 2位
0 件のコメント:
コメントを投稿