イタリアの国内選手権の一戦として開催される「Rally di Roma Capitale」日本では単にローマラリーと呼ぶが、今年で4回目を迎えるこのラリーはイタリアの首都で行われるとても意味のあるラリーだ。日本に例えれば首都東京でラリーを開催し、皇居の前でパレードをしてお台場でスーパースペシャルステージを走るようなラリーなのだ。
スーパースペシャルステージが開催されるColosseo Quadrato |
イタリアはモータースポーツにたいへん意欲的なお国柄。フェラーリのお膝元であるイタリアではフォーミュラワンの開催時に一国一開催のルールを逆手に取り、イタリアグランプリに加えてイタリア内部に存在するサンマリノ共和国の名前を冠してサンマリノグランプリ(実際にはイモラサーキット)を開催するなど熱い歴史を持つ。
アールエスタケダでは2019年からの欧州ラリー参戦へ向けて、多くの地域でヨーロッパのラリーを学ぶことにした。そして今回は、我々の仲間である全日本ラリーチャンピオンの眞貝知志選手が挑戦するこのラリーへ眞貝選手の応援と、欧州ラリー勉強のためローマに向かう。
ラリー競技が生まれたのは欧州であり、本場のステージで将来において我々の選手がどこまで通用するのかは非常に興味深いことである。海外ラリー初挑戦の眞貝選手も同じ気持ちであろう。
シェイクダウンコースのロキ周辺。道は想像以上に狭い |
ローマラリーは23日(金)の朝からシェイクダウンが行われ、その日の夜16時からローマ南部にある「Colosseo Quadorato」前の特設会場で二台並走のスーパースペシャルステージが開催される。このローマらしいデザインのビルにはイタリアンアパレルの雄「フェンディ」のオフィスが入っている。
FENDIのオフィスが入るビル |
ラリーの本番は翌24日(土)から。ステージ数15、スペシャルステージの距離は151.75キロでオールターマックステージでの戦いだ。
ほとんどのSS(イタリアではPS)はローマ東部の山裾にコースが設定されており、観戦も完全無料。現地には21日から25日まで滞在する予定なので、日本人ドライバー眞貝選手の活躍とわが国ではなじみの薄いローマラリーの様子を現地からお届けしたい。
ほとんどのSS(イタリアではPS)はローマ東部の山裾にコースが設定されており、観戦も完全無料。現地には21日から25日まで滞在する予定なので、日本人ドライバー眞貝選手の活躍とわが国ではなじみの薄いローマラリーの様子を現地からお届けしたい。
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