2019年5月4日土曜日

村瀬がヨーロッパラリー選手権に参戦。 RS.TAKEDA WORLD RALLY TEAM


アールエスタケダの村瀬太選手が5月24日からラトビアで開催されるヨーロッパラリー選手権「ラリー・リアパーヤ」に参戦する。ラリーリアパーヤはヨーロッパラリー選手権(ERC)の第3戦として開催され、WRCに次ぐ格式を持つビッグイベントだ。




日本人にはなじみのない「ラトビア」という国は日本ではバルト3国として知られるエストニア、ラトビア、リトアニアの3つの国のうち真ん中に位置する共和制国家である。バルト3国のうちエストニア、ラトビアは北欧諸国と関係が深く、リトアニアはポーランドと昔から関係が深い。


1918年にロシア帝国から独立を果たしたバルト3国はその後もソビエト連邦とドイツの影響下に置かれ、ソビエト連邦の一部として抑圧された歴史を持っている。ペレストロイカ後に完全な独立を果たしたバルト3国は2004年にシェンゲン協定に調印し、EUの仲間入りを果たした。そのため現在ラトビアの通貨はユーロとなった。

■ヨーロピアンラリーカーレンタルプラン
今回の参戦は来年から始まるヨーロッパラリー参戦の道筋を日本やアジアのドライバーに提供する「ヨーロピアンラリーカーレンタルプラン」ERCRPへと続く最初のステップ。これまでは夢でしかなかった本場ヨーロッパのラリーへベテラン選手はもちろん、ヤングドライバーにまでその門戸を広げ、素晴らしいモータースポーツ体験をしてもらいたいというのが私たちの願いである。













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